葬儀マナー

弔辞を頼まれたら余程の事情がないかぎり、お引き受けするのが礼儀です。依頼がなくても弔辞を述べたい希望があれば、その旨を喪家に伝えても失礼ではありません。その場合、準備のお邪魔にならないよう早めに申し出るようにします。くれぐれも押し付けにならないように気を付けましょう。
一般に弔辞の長さは800～1200字程度、時間にして3～5分ぐらいが理想です。弔辞は喪家に保管されますので丁寧に書くべきですが、心が伝わるように自分の言葉、文章で書くのが良いでしょう。


【弔辞分作成のポイント】
①亡くなられた事への悲しみを述べる。
②故人の業績を称え、人柄を振り返る。
③遺族を励まし、今後の自身の協力の意向を述べる。
④故人の冥福を祈り結びとする。


【弔辞作成の注意点】
忌み言葉「また，再び，迷う」などは使わないように気をつけましょう。厚手の巻紙に書くのが本来ですが、最近では「経本」のように蛇腹折りにすることも多いようです。奉書でつつみ、表に「弔辞」と書きます。冥福などの仏教用語を他の宗教の葬儀で使わないよう注意しましょう。

①　服装のマナー
②　お通夜のマナー
③　お悔やみの言葉
④　弔辞を頼まれたら
⑤　弔電を送る
⑥　お清め所でのマナー
⑦　香典のマナー
⑧　数珠について
⑨　焼香のマナー
⑩　合掌の仕方
⑪　受付係を頼まれたら